ルチルとは、二酸化チタンを主成分とする濃褐色の不透明な鉱物ですが、水晶に内包されることで針状に成長し、様々な色に発色します。 黒いルチルを内包した水晶も存在しますがたいへん希少で、現在「黒ルチル」として流通しているものの大半は実際には針状の「ブラックトルマリン」を内包した水晶、と考えられます。

内包するトルマリンの影響で、自己治癒力を強化するなどの強力な癒し効果があるといわれています。 また、仕事に必要とされる集中力や判断力を高めるともされており、仕事運を向上させる力ももてはやされています。 さらに、この石の大きな特徴は類まれな勝負運です。これは決して他人を蹴落として自分が勝利する、という意味ではなく、むしろ自分の中の弱点を克服する方向に導いてくれる、己の弱い部分に打ち克つ力を与えてくれるという意味で、最後に良い結果を手にすることになると考えるべきでしょう。

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正式にルチルと呼ばれるものは成分が二酸化チタンのものだけで、ほかの色の針は別の鉱物である可能性があります。 しかし、一般的にはわかりやすくこれらを「ルチル」と表現することが多く、当店の表現もこれに準拠しています。 なお、本物の「黒いルチル」入り水晶は、光に透かしてみるとルチル部分が赤茶色に見えるのが特徴ですが、かならずしもそうとは言えない場合もあって、見分けは非常に困難です。